どれくらいの抜け毛で薄毛に発展?抜け毛の量の確認方法は?

抜け毛は通常でも一定数はありますが、じゃあどれくらい抜けたら薄毛になるの?と思いますよね。それには自分で抜ける量を確認するしかありません。それに抜け毛の量よりもっと重要な事があります。それは抜け毛の状態を確認する事です。

今の薄毛や脱け毛をどうするか

通常抜ける髪の毛の本数

髪の毛って日常的に抜けますよね。特に多くの抜け毛を実感するのが、シャンプーする時と起きた時の枕周辺に付着した抜け毛です。

特にシャンプー時は結構な量の髪の毛が抜けますので、薄毛が気になっている時には心配になりますよね。しかし通常の薄毛じゃない人でも、ある程度の髪の毛は抜けます。

通常1日に50本から100本は抜けますので、それくらいなら気にしなくても大丈夫です。それに1日の抜け毛の7割程度がシャンプー時に抜けます。

単に髪の毛が抜けるからといって、心配ばかりしてストレスを溜めるのは良くありません。今の抜け毛が本当に多くて薄毛にまで発展するほどなのか、全然心配する程でもないのかを見極め、薄毛に発展しそうな状態であれば適切な対応を取れば良いんです。

女性の薄毛は、男性の薄毛と異なり適切な対応をすれば十分改善するものです。裏を返せば、適切な対応をせずに、薄毛になるような原因を自分で作ってしまっている場合も多いです。

抜け毛が増加傾向にあるか確認する

抜け毛が多いと感じて気になる場合は、通常の量の抜け毛かどうかをまずは確認してみましょう。でも数えるのは無理ですから、特に抜け毛が発生しやすい時に確認してみましょう。

・シャンプー時に抜ける量、又は排水溝に詰まる量(掃除の頻度)
・起床時に枕付近に落ちている髪の毛の量
・会社のデスクなど長時間居る場所の周り

これらを定期的に確認して抜け毛が増えているかどうかで増加傾向にあるかチェックしてみると良いでしょう。

増えているようなら、安全な女性用育毛剤を使用した適切なヘアケアを徹底するなど、悪化する前に早めの対策をしましょう。

生えてくる髪の毛の本数は?抜け毛とのバランスは?

毎日生えてくる髪の毛の本数ですが、これは通常抜ける量とほぼ変わりません。つまり1日に50本から100本くらいが生えてくるわけです。

薄毛になるという事は、生えたり抜けたりする髪の毛の量のバランスが崩れて抜け毛の量が多くなり、髪の毛の量が少なくなって隙間がどんどん空いてしまう訳ですよね。

生えてくる髪の毛 < 抜け毛の量

の状態です。

当たり前ですが、薄毛を改善するには、

・抜け毛を減らす
・生えてくる髪の毛を増やす

のいずれかで、

生えてくる髪の毛 > 抜け毛の量

の状態にできれば良い訳です。

どちらも通常であればほぼ同じ量ですが、このバランスが崩れて抜け毛の量の方が増えてしまうと、薄毛の傾向になり、徐々に髪の毛のボリュームが減っていくことになります。

抜け毛が増加傾向にあるなら早目の対応を

すでに書きましたが、抜け毛の量は通常の健康な頭皮の状態であっても50本から100本は抜けるのですが、50本と100本では倍もの差がありますよね。

これには個人差が大きく影響していますので、先にも説明したように、シャンプー時や起床時などに、定点観測的に自分の抜け毛が増えたかどうかを観察するしかありません。

例えば、以前は枕に5本程度しか落ちていなかった抜け毛が、明らかに10本以上になったとか、増加傾向が観察されたら、間違いなく女性用育毛剤などの使用を検討したほうが良いです。

薄毛が進行する前に出来るだけ早く、予防的に対処した方が、重症化せずに済みます。女性の薄毛はちょっとしたことでも大きな改善効果が得られる場合も多いです。出来ることからまずはアクションを起こしましょう。

抜け毛の状態も観察する

また、どんな抜け毛かによっても薄毛の危険性があるかの判断材料になります。ですので、抜け毛は量だけではなく、質も確認するのが薄毛予防にはより確実です。

量については、気付いた時には薄毛が進行しているという場合が多いですが、抜け毛の質や状態を確認することにより、薄毛を未然に防ぐことも出来ます。

すでに薄毛気味の方でも、どのような状態にあるかの判断ができ、適切な対応がし易くなりますので、抜け毛を観察するのも大事ですね。

まとめ ― 抜け毛の量を把握し増加しているようなら早目の対応を!

抜け毛は常に一定数ありますので、自分の通常の抜け毛の量がどれくらいあるのか、日頃からある程度把握しておくと、増加した場合にすぐに対処できます。

通常の人でも100本くらいは抜けても正常とは言いますが、毎日抜けた髪の毛を1本1本数えるのは現実的じゃないですよね。

ですので、起床時なんかに、それとなく枕付近の抜け毛の量を把握しておくと良いです。また、どんな抜け毛かも観察しておくとより対処が早くなり、オススメです。